贈り物の選び方 〜大切な5つのポイント〜
贈り物は普段からお世話になっている方に、感謝の気持ちを伝える特別なものです。
必ず喜んでいただきたいから、贈り物を選ぶときはついつい悩んでしまいます。そんな時に、ぜひ参考にしてみてください。
Point1:相手の負担にならないものを選ぶ
例えば、あまりに高価なものをプレゼントしてしまったら相手の方はどう思うでしょうか?多くの方は、嬉しいと同時に申し訳ないという気持ちになると思います。また、お返しを選ぶ際にも同等の高価な品物を購入しなければいけないと思い、心から喜んでいただけないかもしれません。贈り物は、お礼の気持ちを伝えるための品物ですから、相手の立場に立って負担にならないものを選びましょう。
Point2:消費できるものを選ぶ
洋服やバッグなど身に着ける物を選ぶときは、できるだけ自分の好みのものを自分で選びたいですよね。
好みじゃない物をいただくと処分してしまうのは申し訳ないし、とりあえず押入れに置いてみるけど、収納スペース邪魔者になりがちです。他人同士ですから、好みが一致するとは限りません。ですから、もし相手の好みではない場合に備えて、周りの人に配ることができるようなものを選ぶと良いでしょう。
例えば、
- 長期保存が可能な食べ物
- ティーバッグに入った飲み物
- タオル
などがオススメです。
Point3:消費できる物以外を選ぶ場合は、収納スペースを占拠しない物を選ぶ
どうしても、消費できる物以外を選びたい場合は、収納スペースに邪魔にならない物を選びましょう。
例えば、壺や陶器の置き物を贈った場合、部屋の雰囲気に合わなければ、押入れで眠らせる可能性が高いものです。ですので、スペースを圧迫せずに収納できるものを選ぶと良いでしょう。
ほんの一例ですが、
などがオススメです。
Point4:自分では買わないけど、貰ったら嬉しいものを選ぶ
有名高級果物店のフルーツを手土産で持っていくと喜ばれることがあります。フルーツにも好き嫌いはありますが、普段は買わないけど一度試してみたいと思えるようなものを選ぶと、より一層喜んでいただけると思います。TVで紹介されて並ばないと買えない話題のスイーツなども、予約をしておくと必要な日に間に合うかもしれませんし、商品券では味気がないので、人気レストランのお食事券を贈るのもいいかもしれませんね。
Point5:具体的な金額が分かりづらいものを選ぶ
プレゼントやお土産を購入するとき、レジで伝えるとバーコードや値札から値段がわからないようにしてくれますよね。贈答の場合も同じで、具体的な金額がわかるようなものは、大人同士のお付き合いのマナーとしてはあまり良いことではありません。例えば、お酒好きな人お酒を贈った場合、相手はきっと銘柄をひと目見ただけでおおよその値段がわかるでしょう。このような場合、お酒そのままではなくグラスやグラスセットなどをギフトとして選べば相手には値段がわかりませんよね。
ギフトの選び方まとめ ♦︎
- 相手の負担にならないものを選びましょう。
- 消費できるものを選びましょう。
- 消費できない物を選ぶ場合は、収納スペースを占拠しない物を選びましょう。
- 自分では買わないけど、貰ったら嬉しいものを選びましょう。
- 具体的な金額が分かりづらいものを選びましょう。
贈り物は金額ではなく「純粋な感謝の気持ち」と「相手への気遣い」が大切です。
どのようなシーンでも、「お礼の気持ち」「嬉しい気持ち」「応援したい気持ち」といった自分の伝えたい気持ちを大切に 贈り物を選び、贈り物を通して より一層良い関係を築けるようにしましょう。