お歳暮にはどんな意味があるの?
「お歳暮」は日頃、お世話になっている方々に「一年間の感謝」や「来年もよろしくお願いいたします。」という感謝の気持ちを込めた贈り物です。似た意味合いを持つ「お中元」よりも重要とされていますので、忘れずに贈るよう心がけましょう。
お歳暮を贈る時期はいつ?
今までは12月初旬~12月31日までに贈るのが一般的でしたが、最近では、年末の忙しい時期を避けて11月末~12月20日の期間に贈るケースが多数です。
もし、年内に間に合わなかった場合は、松の内に「お年賀」として贈りましょう。
《関東》松の内は1月7日まで
《関西》松の内は1月15日まで
「お年賀」になってしまう場合は、お歳暮が贈れなかったことをお詫びして、「お年賀」を贈らせていただくことを伝えましょう。松の内にも間に合わない場合は、立春である2月4日までに「寒中見舞」として贈ります。
お歳暮の相場は?
お歳暮にかける金額は3,000円~5,000円が一般的です。高価な品物を贈ると、かえって先方に気を遣わせてしまうかもしれません。
また、お歳暮は同等の品物を毎年贈り続けるので、無理をせず品物を選ぶようにしましょう。
お歳暮に選ばれる人気の贈り物
ついつい何を贈れば良いか迷ってしまいますよね。贈答は相手に喜んでもらうことが第一なので、普段から相手の好みを調べておくことが大切です。好みがわからない場合は、直接聞いてみることをおすすめします。世間で人気が高い商品は次のようになります。
- 肉・ハム・加工肉
- 酒類
- スイーツ・お菓子
- 海産物
- 果物
みなさんも一度はいただいたことのあるような定番商品が人気を集めています。一度、喜んでもらえると毎年同じ商品を贈る傾向にあるので、人気商品も毎年ほぼ変わりません。中には、お酒が飲めない方もいるのでリサーチは必ずしましょう。
お歳暮を頂いたときのマナー
お歳暮が届いた場合、3日以内にお礼の連絡をするのがマナーです。メールや電話でも良いですが、直筆のお礼状だと温もりが伝わるので、ハガキや便箋に手書きで感謝の気持ちを書いて伝えましょう。
基本的にお歳暮のお返しは必要ありませんが、もしお返しをする場合は「寒中見舞」として贈るケースが多いです。
参考にしてみてくださいね。